
なぁ、ニィ、
「Today is good day to die」
って知ってるか?
彼は唐突に聞いてきた。
ネイティブ アメリカンの言葉やねんけどな
俺の好きな言葉やねん
その時は、なんのこっちゃ?と思ったのだが、如何にもこうにも気になってしまった。
その夜、ネットで調べてみると様々な人がBLOGなんかに綴っていた。
長くなるので全文は省略するが(興味のある方は調べてみてください。)
どうやら、ネイティブアメリカンの言葉ではなく、彼らと30年以上も繋がりのある詩人の詩だった。
いや、ちゃうやんけ!ってここで終わってもいいのだが、この詩やネイティブインディアンの思想に、考えさせられる所が確かにあった。
彼らの根幹にある考え方が、生まれてきた時から、空、大地、空気、生き物etc 全てのものと自分は繋がっている。
その繋がりの中に自分の存在や命の価値を見出しているというのだ。
先日の投稿でも記したが、彼はこうも言っていた。
「他の大会はレースやろ?俺以外は全員敵やねん、けどなキャノンボールは競走するけどな、全員が仲間や。ええか、それだけは忘れんなよ。」
そう、キャノンボールはランナーは勿論、AIDを運営してる世界最高峰のAIDER、運営を陰ながら支えてくれている人達、参加はなかなかできないけど応援してくれている全国のキャノンボーラー、
そして、大会当日に本当は邪魔であろう我々に頑張れ!と、声をかけてくれる大会とは無関係のランナーや登山の方々、全てのあたたかい繋がりの中で開催できていると改めて思う。
今年もいつもの場所で、いつものとおり、キャノンボールは開催される。
いつもと何も変わらない。と、いう事はネイティブ アメリカンの考えによる所によれば
きっと、素晴らしい事なんだろう。
ただ今回はいつもと違う所がある。
彼がいない。しかし、彼の意思はきっとココにある。
詩の一部に「生きもの全てが私と調和している
周りの大地は私を穏やかに取り囲み」とある。
ただただ、穏やかで平和な日。
きっと後悔のない生き方をしてないとこの領域には辿り着けないだろう。
シンちゃん、あの日は「GOOD DAY」だったのか?
僕にはわからない。
残された僕たちは後悔の無い様な生き方をし、最後の瞬間に
「TODAY IS A GOOD DAY TO DIE」と思える様に生きていこう。
「TODAY IS A GOOD DAY TO DIE」を胸に!
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